足利事件の真犯人は現在どこに?ルパンの真相と逮捕できない警察の闇
足利事件の真犯人は現在どこに?ルパンの真相と逮捕できない警察の闇とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。
真犯人追跡の潮目を決定的に変えたのは、民放キー局の調査報道記者であった清水潔氏の執念でした。清水記者が著書『殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』で詳述した捜査プロセスは、捜査機関を完全に凌駕する綿密さでした。
足利事件を含む複数の連れ去り現場において、共通して目撃されていたのが、細身で長身、猫背で特徴的な歩き方をする男でした。1996年の太田市の事件において、足利事件 パチンコ店 防犯カメラ 男として記録された映像には、幼女に親しげに話しかけ、手招きして連れ去る男の姿が生々しく残されていました。その風貌がアニメのキャラクターに似ていたことから、取材班や一部関係者の間で「ルパン」という通称で呼ばれるようになったのです。
清水記者は地道な聞き込みと防犯カメラの映像解析を重ね、ついに該当する男の身元を特定。男が捨てたタバコの吸い殻を回収し、専門機関でDNA型鑑定を実施しました。その結果、男のDNA型は、足利事件で被害女児の下着に付着していた真犯人の体液の型と完全に一致したと報じられています。本来であれば即座に緊急逮捕状が請求されて然るべき証拠が提示されながら、司法の歯車は冷酷にも停止したままでした。