真空管採血の順番と理由を徹底解説!データ狂いを防ぐ最新基準

話題沸騰中の 真空管採血の順番と理由を徹底解説!データ狂いを防ぐ最新基準について、多角的な視点をご紹介しています。

Q1:凝固検査と生化学検査、直針の真空管採血ならどちらを先に採るべきですか?
A1:JCCLSの現行ガイドラインでは、直針による真空採血の場合、「凝固検査用スピッツ」を「生化学検査用スピッツ」より先に採血することが標準とされています。以前は刺入時の組織液(組織トロンボプラスチン)混入を警戒して生化学を先にする見解もありましたが、現在の真空採血管は設計が改良されており、凝固管を先に採取しても凝固時間への有意な影響はないことが実証されています。

Q2:採血順序を間違えて、EDTA(血算)管の後に生化学管を採ってしまった場合はどうすればよいですか?
A2:EDTAのキャリーオーバーによる偽性高カリウム血症や偽性低カルシウム血症の発生確率が極めて高くなります。検査室に順番を取り違えた旨を直ちに連絡し、可能であれば針を抜いて対側肢などから生化学検査用のスピッツを単独で採り直すのが最も安全で確実な対応です。不正なデータを電子カルテに残さないための迅速な自己申告が求められます。

Q3:血液培養ボトルは好気用と嫌気用、どちらを先に採血するのが正解ですか?
A3:採血器具によって順番が逆転します。翼状針を使用する場合は「好気用ボトル」が先です(チューブ内の空気を好気ボトルへ逃がすため)。逆にシリンジ採血の場合は「嫌気用ボトル」が先になります(シリンジ先端に溜まりやすい空気が入る前に嫌気ボトルへ分注するため)。器具の特性に合わせた使い分けが必須です。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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