くらげの漢字は海月と水母どっち?語源の謎と使い分けの決定打
くらげの漢字は海月と水母どっち?語源の謎と使い分けの決定打についての最新情報を徹底解説します。
結論から申し上げますと、「海月」と「水母」はどちらも正しく、国語辞典や漢和辞典においても等しく「くらげ」の漢字表記として認められています。どちらかが誤用というわけではありません。
日本語において2文字以上の漢字の組み合わせに独自の訓読みを当てる現象を「熟字訓(じゅくじくん)」と呼びます。「海月」も「水母」も、漢字1文字ずつに「く・ら・げ」という音が存在するわけではなく、漢字の組み合わせ全体に対して「くらげ」という和語(大和言葉)の読みを割り当てたものです。
1つの生物に対して2つの主要な熟字訓が並立している理由は、外来の漢語として輸入された「水母」と、日本人の自然観から生み出された国訓(和製表記)である「海月」という、発祥ルーツの異なる2系統がどちらも廃れずに現代へ受け継がれたためです。