曹洞宗のお盆仏壇飾り方決定版!精霊棚の配置と水の子作法の全手順

今注目を集めている 曹洞宗のお盆仏壇飾り方決定版!精霊棚の配置と水の子作法の全手順について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

曹洞宗の盆棚を特徴付ける「水の子」と「みそ萩」には、具体的かつ象徴的な作り方と扱い方の作法が存在します。

■ 水の子の作り方
水の子は、喉が針のように細く飢えに苦しむ餓鬼でも食べられるよう配慮された供物です。
1. 新鮮なナスとキュウリを、それぞれ数ミリ角のさいの目切り(みじん切り)にします。
2. 洗った生米(無洗米でも可)を水で湿らせ、刻んだ野菜と等量程度で均一に混ぜ合わせます。
3. 敷いた蓮の葉、または里芋の葉の上に、小高く盛り付けます。
※腐敗を防ぐため、真夏の室温管理には注意し、可能であれば毎日、最低でも朝晩の状態を見て新鮮なものに取り替えるのが礼儀です。

■ みそ萩(禊萩)の使い方
みそ萩は「禊(みそぎ)萩」に由来し、悪霊を祓い清める力を持つ薬草として尊ばれてきました。5本から6本程度のみそ萩を束ね、水を入れた小鉢(洗心水)に添えます。毎朝の勤行やお参りの際、みそ萩の束の先端を水に浸し、水の子の上へ数滴、水滴を振りかけるようにして清めます。これにより、無縁仏の喉の渇きを癒やし、苦しみを解脱させると伝えられています。

■ 精霊馬(牛馬)の意味と向き
キュウリの馬は「ご先祖さまが足の速い馬に乗って一刻も早く家に帰ってこられるように」、ナスの牛は「お供え物をたくさん背中に乗せ、景色を惜しみながらゆっくりあの世へ戻られるように」という遺族の祈りが込められています。
配置の向きとして、8月13日の迎え盆では頭を内側(仏壇側・家の中)へ向け、8月16日の送り盆では頭を外側(玄関・外側)へ向けるのが古くからの習わしです。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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