ギズモの性別は男の子?映画グレムリン公式設定と繁殖の真相を解明

ギズモの性別は男の子?映画グレムリン公式設定と繁殖の真相を解明の背景について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

映画本編ではチャイナタウンの骨董品店を営む中国人の老人(ミスター・ウィング)が飼育していた「珍しい東洋の神秘的な生き物」として登場するモグワイですが、実は映画の公式ノベライズ版(ジョージ・ガイスト著)には、映画本編ではカットされた衝撃的な裏設定が克明に記されています。

そのノベライズ版によると、モグワイは地球由来の未確認生物ではありません。遥か遠い銀河系に存在する平和な惑星において、異星の天才科学者「モグトゥルホ(Mogturmen)」によって作られた人工生命体でした。モグトゥルホは「あらゆる環境に適応でき、知能が高く、温厚で、歌を愛し、銀河のあらゆる惑星に親善と平和をもたらす究極の愛玩生物」を目指してモグワイを開発したとされています。

しかし、設計上の致命的な欠陥がありました。モグワイの遺伝子は極めて不安定であり、水に触れると制御不能な増殖を始め、さらに真夜中を過ぎて摂食すると凶暴な破壊生物「グレムリン」へと変態してしまう構造的バグを抱えていたのです。結果として、モグワイが送り込まれた惑星の多くが破滅的な混乱に陥り、科学者モグトゥルホは銀河評議会から厳罰を受けたと描写されています。地球に持ち込まれたギズモは、奇跡的に創造主の意図した「温厚で完全な心の美しさ」を保ち続けた極めて稀有なオリジナル個体だったのです。

制作現場における造形やネーミングにも興味深い事実が存在します。「ギズモ(Gizmo)」という名前は、ビリーの父親である発明家ランド・ペルツァーが「気の利いた新製品・仕掛け」を意味する英語の俗語から名付けたものであり、種族名ではなく個体名です。そして、映画史に残るギズモの愛らしい外見は、エグゼクティブ・プロデューサーのスピルバーグ監督が当時飼っていた愛犬「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」の毛色や垂れ耳、丸い瞳をモデルにデザインされました。また、ギズモの愛くるしい声は、コメディアンで俳優のハウイー・マンデルが担当(日本語吹き替え版では大滝進矢、折笠愛、藤田淑子らが担当)しており、独自のモグワイ語と「caca」「light bright」といった幼児のような言葉を巧みに操ることで、無垢な男の子のイメージを決定的なものにしています。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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