南極観測船ふじの現在と歴史|名古屋港で体感する偉業と見どころ

南極観測船ふじの現在と歴史|名古屋港で体感する偉業と見どころにまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

日本の南極観測史を語る上で欠かせないのが、歴代観測船の進化の系譜です。「宗谷」「ふじ」「しらせ」は、時代ごとの技術課題を克服しながら大型化・高性能化を遂げてきました。

奇跡の船と呼ばれた初代「宗谷」は、もともと商船・特務艦を改造した船艇であったため、排水量は約4,600トン、砕氷能力も1メートル前後に限られており、氷海への閉じ込め(インパクション)に幾度も苦しめられました。

そこで日本初の「本格的砕氷艦」として新造されたのが「ふじ」(排水量約5,250トン)です。強固な船体構造と6,000馬力のディーゼル推進システム、さらに大型ヘリコプターを艦載することで、氷上輸送から航空輸送への劇的な転換を果たしました。この「ふじ」の実績と課題を踏まえて建造されたのが、約2倍のスケールを誇る初代「しらせ」(1982年就役・11,600トン)、そして現役の2代目「しらせ」(2009年就役・12,650トン)へと繋がっていきます。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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