軽自動車が事故でぺちゃんこになる真相|トラック追突と生存率の真実
軽自動車が事故でぺちゃんこになる真相|トラック追突と生存率の真実の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。
高速道路の渋滞末尾などで軽自動車がトラックの間に挟まれ、跡形もなく押し潰される痛ましいニュースが後を絶ちません。この現象が起きる最大の原因は、ボディの剛性不足というよりも「圧倒的な重量差」による物理法則にあります。
車両重量が約1トンの軽自動車に対し、積載状態の大型トラックは20〜25トンにも達します。運動エネルギーは質量に比例するため、時速80kmで走行する大型トラックがノーブレーキで追突した場合、軽自動車が受け止めるエネルギーは自重の20倍以上に膨れ上がります。前方に別の大型車が停車していた場合、数千トンクラスの圧迫力を受ける「サンドイッチ状態」となり、物理的に耐えられる乗用車は世界のどこにも存在しません。
追突事故において、軽自動車はリアオーバーハング(後輪から車体後端までの距離)が極めて短いため、背後からの突入エネルギーを吸収しきる前に後部座席やキャビンへ直接的な破壊力が到達してしまいます。これが、高速道路での追突や多重衝突で悲惨な結果を招きやすい決定的な理由です。