高倉健と江利チエミの愛と別れ!昭和の巨星が秘めた復縁の真相
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ふたりの絆を決定的に引き裂いたのは、チエミの異父姉による横領と裏切りだった。実印を悪用され、当時の金額で数億円にのぼる莫大な借金を背負わされたチエミ。さらに、高倉家への名誉毀損や財産差し押さえの危機が迫る。最愛の夫にこれ以上の迷惑をかけられないと、彼女は一人で全責任を背負い込む覚悟を決めた。
「これ以上、健さんに泥を塗るわけにはいかない」。チエミからの申し出による1971年の離婚。それは愛が冷めたからではなく、高倉健を守るための自己犠牲だった。当時、盟友であった美空ひばりら昭和歌謡界の仲間たちもその悲痛な叫びに涙したという。
後年の関係者証言によると、離婚成立後もふたりの心は決して離れていなかった。高倉は周囲に「チエミほどいい女はいなかった」と漏らし、チエミもまた借金を完済した暁には再び一緒になれると信じ、過酷な地方巡業と歌のステージに立ち続けた。復縁への仄かな光が、彼女の過酷な日々の唯一の支えだったのだ。