帝王切開の痛みはいつまで?ピーク時期や退院後の真相を徹底解説

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帝王切開の手術中、麻酔によって感覚は遮断されているが、手術室を出てから数時間後に現実の痛みが襲いかかる。産婦人科の臨床現場において、腰から管を入れる硬膜外麻酔や脊椎麻酔の効果はおよそ術後2〜3時間で消失し始める。持続注入ポンプや術後の鎮痛管理が行われるものの、多くの母親にとって最初の試練となるのが術後当日夜から翌日にかけての立ち上がりである。

育児メディア「トモニテ」が帝王切開経験者を対象に実施したアンケート調査によると、痛みが落ち着いた時期として「1週間程度」と回答した人が24.5%と最多を記録した。次いで「1〜3日」「4〜6日」が続き、退院を迎える術後7日前後で、車椅子の介助なしに一人で歩行できるレベルまで寛解するケースがボリュームゾーンを占めている。

痛みが最も苛烈を極めるのは、皮膚や腹直筋を切開した外側の創傷痛と、子宮が収縮して元の大きさに戻ろうとする「後陣痛」が重なる術後約3日間である。とくに初産婦に比べて経産婦は子宮の収縮が強く現れやすく、授乳時にオキシトシンが分泌されると、傷口が引き裂かれるような鈍痛が重層的に発生する。この「傷の痛み」と「臓器の収縮痛」の二重構造こそが、自然分娩と大きく異なる帝王切開特有の苦痛の本質である。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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