【進撃の巨人】アギトの巨人歴代継承者の能力差とファルコが飛べた真相
【進撃の巨人】アギトの巨人歴代継承者の能力差とファルコが飛べた真相の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。
アギトの巨人は作中で最も継承者が多く入れ替わった巨人のひとつであり、それぞれが背負った運命と死に様は物語の人間ドラマを象徴しています。
マルセル・ガリアード|優秀な戦士候補生が迎えた非業の死と自己犠牲
詳細を見るマーレの戦士候補生たちのリーダー格であり、ポルコ・ガリアードの実兄。俊敏性と頭脳明晰さを高く評価され、アギトの巨人を継承しました。パラディ島への「始祖奪還作戦」の道中、弟のポルコを軍の危険な任務から遠ざけるために軍部へ虚偽の工作を行い、代わりにライナー・ブラウンを戦士に仕立て上げたという深い罪悪感を抱えていました。
その贖罪の念から、砂漠で無知性巨人(ユミル)に襲われた際、ライナーを突き飛ばして身代わりとなり捕食されるという非業の最期を遂げました。この事件がライナーの精神崩壊と二重人格の引き金となります。
ユミル|なぜ姿が違ったのか?無知性巨人との外見的一致とマーレ技術の差異
マルセルを捕食したことで知性巨人となった壁内の少女・ユミル。彼女のアギトの巨人は、歴代の継承者の中で唯一「硬質化の仮面や鋭い爪を持たない」という極めて特異な外見をしていました。約60年間にわたり無知性巨人として壁外を彷徨っていた当時の姿とほぼ変わらない外見を保っていた理由について、公式ガイドブックや作中の描写からは以下の2点が裏付けられます。
- マーレの巨人化学による血清(硬質化薬など)を摂取していない点:マーレの戦士は軍事技術によって巨人の特性を引き出す強化処置を受けていますが、ユミルはそれらを一切受けていませんでした。
- 巨人化能力の軍事訓練や適性制御の経験がない点:本能のまま巨人の力を発揮していたため、アギト本来の硬質化武装が発現しなかったと考察されます。
ユミルはヒストリア(クリスタ)の未来を守るため、そして自らが命を奪ったマルセルへの借りを返すため、自らの意志でライナーとベルトルトに同行。マーレへ送還された後、地下牢にてポルコに捕食され、その生涯を閉じました。
ポルコ・ガリアード|兄への劣等感を払拭した壮絶な最期とライナーへの想い
マルセルの弟であり、ユミルを捕食してアギトの巨人を奪還したマーレの戦士。兄譲りの頑丈な仮面と鋭い爪を備え、機動力を活かした苛烈な強襲戦を得意としました。兄の死の真相を知らず、ライナーに対して激しい劣等感と敵対心を抱き続けていました。
しかし、シガンシナ区の決戦においてエレンの攻撃で致命傷を負った際、ライナーの記憶を通じて「兄が弟を守るために評価を操作した真実」を知ります。死期を悟ったポルコは、無知性巨人化したファルコに自ら歩み寄り、「最後まで俺のほうが上だった」と言い残して捕食され、ライナーとファルコの命を救いました。
ファルコ・グライス|「鳥」の因子を宿し連合を救った最後の希望
ポルコを捕食したことで最後にアギトを継承したエルディア人の少年。後述する特殊な要因により、物語のクライマックスで嘴(くちばし)と巨大な翼を持つ飛行型の巨人へと覚醒しました。最終決戦「天と地の戦い」において、絶望的な窮地に陥ったミカサやアルミンたち連合軍を空から救い出し、地鳴らし阻止の決定打をもたらしました。