つるなしスナップエンドウが倒れる罠!失敗防ぐ育て方と収穫の極意
今注目を集めている つるなしスナップエンドウが倒れる罠!失敗防ぐ育て方と収穫の極意について、詳しいまとめをご紹介しています。
スナップエンドウ栽培において、成否の約8割は「タネをまくタイミング」で決まります。初心者が最も陥りやすい失敗パターンが、秋の心地よい気候に誘われて10月上旬〜中旬にタネをまいてしまうケースです。早まきされたエンドウは年内の温暖な気候でぐんぐん成長し、草丈15〜20cmを超える立派な苗に育ちます。しかし、エンドウの耐寒性は「苗の大きさ」に反比例するという決定的な生理的特性を持っています。
植物ホルモンと細胞内糖度の観点から見ると、スナップエンドウが氷点下の寒さに耐えられるのは「本葉2〜3枚、草丈5〜7cm前後」の幼苗期に限られます。大きく育ちすぎた大苗は細胞内の水分が多く、真冬の霜や寒風に晒されると細胞壁が破壊され、凍結して枯死してしまいます。逆に、11月下旬以降の極端な遅まきでは発芽地温(適温15〜20℃)が足りず、発芽不揃いや生育不良を引き起こします。
温暖地・暖地におけるつるなしスナップエンドウの種まき時期は、10月下旬から11月中旬が最も安全な適期です。プランターに1箇所あたり3〜4粒を深さ2cmほどに点まきし、発芽後に生育の良い2本を残して間引きます。あらかじめ小苗の状態で年を越させる設計こそが、春先の爆発的な生育と高い結実率を約束する最大の防壁となります。