積水ハウスとセキスイハイムの違いは?坪単価・構造・ルーツを徹底比較

積水ハウスとセキスイハイムの違いは?坪単価・構造・ルーツを徹底比較についての疑問解決ガイドをお届けします。

「積水ハウスとセキスイハイムは親子会社なのか、それとも兄弟会社なのか」という疑問は、住宅検討者が最も抱きやすい謎の一つです。その真相を紐解くには、日本の高度経済成長期である1960年代まで時計の針を巻き戻す必要があります。

もともとの源流は、プラスチック加工のパイオニアである積水化学工業です。1960年、同社のハウス事業部が母体となり、住宅専業会社として独立・設立されたのが積水ハウス(設立当初は積水ハウス産業)でした。積水ハウスは現場施工を中心とした鉄骨プレハブ住宅で急成長を遂げ、事業規模を急拡大させていきました。

一方、親元である積水化学工業は、1970年代に入り「工場で家の大半を作り上げるユニット工法」という独自の革新技術を掲げ、自社の住宅事業部門としてセキスイハイムを立ち上げました。ここに、独立して巨大ハウスメーカーへと飛躍した「積水ハウス」と、祖業である積水化学工業の社内カンパニーとして展開する「セキスイハイム」という、極めてユニークな競合関係が成立したのです。

現在の積水ハウスは東証プライムに上場する完全な独立企業であり、積水化学工業の連結子会社ではありません(積水化学工業は積水ハウスの主要株主の一角ですが、経営権を握る関係ではありません)。対してセキスイハイムは、積水化学工業の「住宅カンパニー」が展開するブランド名です。両社は資材の共通化やアフターサービスの提携を行っているわけではなく、現場では厳しくしのぎを削り合う完全なライバル企業となっています。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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