絶品エビクリームパスタの黄金比!生臭さを消し濃厚に仕上げる秘訣
絶品エビクリームパスタの黄金比!生臭さを消し濃厚に仕上げる秘訣に関する主要なデータを丁寧に解説いたします。
家庭で作るパスタが専門店の味に届かない決定的な理由は、ソースのベースとなる「エビの抽出エキス」が不足している点にあります。多くの家庭料理レシピでは、エビの身だけを炒めて生クリームを注ぎますが、これでは身の表面の旨味しかソースに移りません。
リストランテの厨房では、エビの殻のアメリケーヌソース出汁をベースに使用します。エビの殻や頭部には、グルタミン酸やグリシン、アルギニンといった濃厚な旨味成分と、赤い色素成分であるアスタキサンチンが豊富に含まれています。オリーブオイルで殻をじっくり炒めて脂溶性の芳香成分と旨味を油に移し、少量の水や白ワインで煮出すことで、驚くほど重厚なベーススープが完成します。
さらに、味の深みを底上げするプロ級のコクを出す隠し味として重宝されているのが、発酵調味料の微量添加です。生クリームの乳脂肪(動物性)に対して、白味噌小さじ1/2や魚醤(ナンプラーやコラトゥーラ)数滴、あるいは無塩アンチョビペーストを加えます。これらに含まれる遊離アミノ酸が乳脂肪と結びつき、舌の上で旨味が長く持続する「コクの持続性」が飛躍的に高まります。