愛という名のもとにチョロの壮絶結末と自殺理由|中野英雄の現在
愛という名のもとにチョロの壮絶結末と自殺理由|中野英雄の現在の要点や背景をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。
ドラマ史上に残る悲劇となった倉田篤(チョロ)の自死。その引き金となったのは、バブル経済崩壊直後の金融業界に蔓延していた異常なノルマ至上主義と組織的暴力でした。
大学卒業後、中堅の「富士證券」に就職したチョロは、真面目でお人好しな性格が災いし、顧客開拓の成績が常に最下位に低迷。営業所内では日常的に怒号が飛び交い、上司からは電話帳の角で頭を殴打される、灰皿を投げつけられる、床に土下座させられて靴で踏みつけられるといった凄惨なパワハラを受け続けました。精神的に限界まで追い詰められたチョロの唯一の逃げ場となったのが、夜の街で出会ったフィリピンパブのホステス・JJでした。
孤独な心を優しく包み込んでくれたJJに純情な愛を捧げたチョロは、彼女の歓心を買うため、そして彼女が抱える事情(本国への仕送り等)を救うため、顧客から預かった数百万円にのぼる大金を横領してしまいます。しかし、金が尽きると同時にJJは忽然と姿を消し、横領は会社に発覚。組織からの容赦ない追及と巨額の借金、そして信じていた愛の喪失という三重苦によって、彼の精神は完全に崩壊へと至りました。