蚊に刺された跡が消えない理由とは?黒ずみ・シミを治す皮膚科の結論
蚊に刺された跡が消えない理由とは?黒ずみ・シミを治す皮膚科の結論の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
Q1:蚊に刺された跡が硬いしこりになって、何カ月も痒みがぶり返すのはなぜですか?
A1:患部を反復して掻き壊したことにより「結節性痒疹」という慢性状態に陥っている可能性が極めて高いです。皮膚の線維組織が異常に分厚くなり、知覚神経が過敏化しているため、わずかな刺激でも激しい痒みが再燃します。市販の塗り薬では成分が深部まで届かないため、皮膚科でステロイド局所注射や密封療法を受ける必要があります。
Q2:できてしまった茶色いシミは何カ月くらいで完全に消えますか?
A2:年齢や刺された部位によって大きく異なります。血流が良く代謝の早い顔や腕であれば、適切な遮光と保湿を行えば2〜4カ月程度で目立たなくなるのが一般的です。しかし、血流が滞りやすい足首やすいすねの場合、正常な代謝であっても完全消失まで半年から1年以上かかるケースは珍しくありません。刺激を避け、ターンオーバーを忍耐強く待つ姿勢が求められます。
Q3:市販のヘパリン類似物質クリームは、刺されて赤く腫れている直後から塗ってもいいですか?
A3:刺された直後の急性期には塗布してはいけません。ヘパリン類似物質には局所の血行を促す作用があるため、炎症がピークにある段階で塗ると血管が拡張し、痒みや腫れ、赤みがさらに増悪してしまいます。まずはステロイド外用薬で痒みと炎症を完全に鎮火させ、赤みが引いて茶色い色素沈着に変わったタイミングから使用を開始するのが鉄則です。