アブドーラ・ザ・ブッチャーの現在と車椅子生活|破産説や裁判の真相
アブドーラ・ザ・ブッチャーの現在と車椅子生活|破産説や裁判の真相にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
引退前後のブッチャーを最も苦しめたのが、米国・カナダで勃発した大規模な法廷闘争とそれに伴う経済的打撃です。
カナダのインディーレスラーであるデヴォン・ニコルソン(リングネーム:ハンニバル)が、2007年の試合中にブッチャーが無断でカミソリによる額のカット(流血演出)を行い、その際にC型肝炎に感染させられたとして提訴。2014年、カナダの裁判所はブッチャー側に対し、約230万カナダドル(日本円で約2億円以上)の巨額損害賠償支払いを命じる判決を下しました。
さらに、米ジョージア州アトランタで長年ファンに愛されてきたBBQレストラン『Abdullah the Butcher's House of Ribs and Chinese Food』も、ブッチャー自身の健康悪化や管理問題などから惜しまれつつ閉店。巨額賠償判決と事業収入の喪失、重なる医療費の支払いが重なり、ブッチャーは実質的な破産・困窮状態に追い込まれることとなりました。
一時はWWE殿堂入りの記念リングすら手放さざるを得ない状況にあると報じられ、米国のプロレス関係者やポッドキャスターたちがGoFundMeなどのクラウドファンディングを立ち上げ、生活費や医療費を工面する救済活動が行われました。