プチトマトは消えた?ミニトマトとの違いと昭和の登録商標の真相
プチトマトは消えた?ミニトマトとの違いと昭和の登録商標の真相とは一体何なのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
現代のミニトマト売り場は、かつての単一品種の時代とは比較にならないほどの多様性を誇っています。その牽引役となったのが、タキイ種苗株式会社が開発したプラム型ミニトマトの傑作「アイコ(トマト品種)」です。果肉が厚くゼリー部分が少ないため、噛んだ瞬間に果汁が飛び散らず、圧倒的な甘みと日持ちの良さで市場の勢力図を一変させました。
栄養面における進化も見逃せません。抗酸化作用で知られるカロテノイドの一種「リコピン」の含有量は、一般的な大玉トマトと比較してミニトマトの方が高濃度に含まれる傾向があります。皮の面積比率が大きいため、皮付近に多く蓄えられるポリフェノールや食物繊維を効率よく摂取できる点も、健康志向の消費者を惹きつける大きな強みです。