浅葱色とは?新選組が選んだ理由と水色との違い・歴史を徹底解説
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WEBデザインやDTP印刷、イラスト制作の現場において、「浅葱色を指定されたがモニターや紙面でどの数値を使うべきか」という疑問は日常茶飯事です。日本産業規格(JIS)の慣用色名規格(JIS Z 8102)において、浅葱色は「ごく薄い緑みの青」と厳密に定義されています。
浅葱色のカラーコードHEXとしては、一般的に「#00A3AF」が広くデジタル標準として採用されています。マンセル値では「2.5B 6/8」前後がひとつの指標となります。混同されがちな「水色」「萌葱色」「新橋色」との数値的・視覚的な違いを整理したのが以下の比較データです。
伝統色名HEX / RGB・CMYK数値色相・視覚的特徴浅葱色との識別ポイント浅葱色(あさぎいろ)#00A3AF
RGB: (0, 163, 175)
CMYK: (80, 15, 25, 0)ごく薄い緑みの青。
ややくすみと深みを持つ青緑。基準となる伝統色。藍染め由来の落ち着いたトーン。水色(みずいろ)#BCE2E8
RGB: (188, 226, 232)
CMYK: (28, 0, 8, 0)澄んだ水を思わせる淡い青。
明度が高く軽快な印象。浅葱色と水色の違い:水色は純粋な淡青で緑みが極めて少なく、浅葱色よりはるかに明るい。萌葱色(もえぎいろ)#006E54
RGB: (0, 110, 84)
CMYK: (85, 25, 75, 10)春に萌え出るネギの芽のような鮮やかな強い黄緑〜深緑。浅葱色と萌葱色の違い:同じ「葱」の字を使うが、萌葱色は完全な「緑系」であり青みはほぼない。新橋色(しんばしいろ)#59B9C6
RGB: (89, 185, 198)
CMYK: (60, 5, 20, 0)明治後期に輸入化学染料で生まれた明るいターコイズブルー。浅葱色より彩度が高く華やか。新橋の芸妓が好んだハイカラな色。
浅葱色のRGB・CMYK数値からもわかるように、シアン(C)を主軸にしながらもイエロー(Y)が25%前後混ざり合うことで、冷たすぎない有機的な青緑が生まれます。水色と混同すると「青が強すぎて冷たい印象」になり、萌葱色と取り違えると「まったく別の緑色の世界」に足を踏み入れることになるため、デザイン実装時は色相環の傾きに細心の注意を払う必要があります。