認知症の中核症状とは?物忘れとの決定的な違いと家族の正しい対応法
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認知症は突然重度になるわけではなく、段階を踏んで変化していきます。早期に兆候を察知できるよう、日常生活の危険サインをまとめた初期症状チェックリストを確認しておきましょう。
- □ 同じ質問や確認を1日に何度も繰り返す
- □ 物のしまい忘れや置き忘れが急激に増えた
- □ 約束の日時や曜日を間違えることが頻発している
- □ 好きだった趣味や日課にまったく興味を示さなくなった
- □ 料理の味付けが変わった、段取りが悪くなった
- □ 以前に比べて身だしなみに無頓着になった
- □ 些細なことで怒りっぽくなり、疑い深くなった
認知症の進行ステージと経緯は、大きく「軽度(初期)」「中等度(中期)」「重度(後期)」に分かれます。初期は日常生活の自立が一部保たれますが、中期になると着替えや入浴などの身の回りの動作に介助が必要となり、後期では言語での意思疎通が困難になり全面的な介護が必要となります。
現在における最新の認知症ケアと治療方針は、大きな転換期を迎えています。アルツハイマー病の原因物質を取り除く疾患修飾薬の臨床活用が進み、早期発見・早期介入の価値がかつてないほど高まりました。さらに、デジタルツールを用いた認知機能トレーニングや、個人の尊厳を重視する認知刺激療法(CST)、生活リズムを整える非薬物療法を組み合わせた包括的なアプローチが標準となっています。