ツツジの剪定は花後すぐが鉄則!来年咲かせる正しい切り方と手入れの極意
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「庭のツツジが何年も放置されて通路を塞いでいる」「枝が太くなりすぎて内部が枯れ上がっている」という場合には、通常の刈り込みではなく、太い枝を根元近くまでバッサリ切り詰めるツツジの強剪定(骨格の仕立て直し)が必要です。
ツツジは非常に生命力が強い樹木であり、葉がまったく残らない状態まで深く切り戻しても、太い幹の各所にある休眠芽から新しい芽を吹く特性(胴吹き)を持っています。しかし、強剪定を成功させるには厳格なルールが存在します。
強剪定を行う最適な時期は、通常の剪定と同じく花が終わった直後の5月中旬から6月上旬です。この時期であれば、春の旺盛な樹液流動と気温の上昇に後押しされ、切断部から速やかに力強い新芽が噴き出してきます。真夏や秋以降に強剪定を行うと、芽吹く体力が残っておらずそのまま枯死するリスクが跳ね上がります。
ツツジが枯れる原因と対処法として最も警戒すべきは、剪定時の切り口から雑菌が侵入することと、株元の乾燥・過湿です。直径2cm以上の太い枝を切断した際は、必ず園芸用の癒合剤(トップジンMペーストなど)を切り口に塗布し、水分の蒸発と雨水による腐朽菌の侵入を防ぎます。また、強剪定後は葉の数が激減して蒸散能力が落ちるため、水のやりすぎによる根腐れに注意しつつ、株元に直射日光が当たりすぎないよう敷き藁などでマルチングを施すと再生が確実になります。