言葉が出てこないのは病気の前兆?失語症と脳梗塞を見分ける受診目安

言葉が出てこないのは病気の前兆?失語症と脳梗塞を見分ける受診目安の真相について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

ネット上には「言葉が出てこないのはスマホ認知症だからデジタルデトックスをすれば治る」「サプリメントで脳の血流を良くすれば改善する」といった極端な情報が氾濫していますが、これらを鵜呑みにするのは極めて危険です。

確かに過度なマルチタスクによる情報過多が認知機能を一時的に低下させる現象は存在しますが、それはあくまで生活習慣上の負荷に過ぎません。仮に言語中枢に微小な脳出血や脳腫瘍、硬膜下血腫などが生じていた場合、民間療法や生活改善で時間を浪費している間に病状は不可逆的な段階まで悪化します。特に高齢者の場合、数週間から数ヶ月前に軽く頭をぶつけたことが原因で、頭蓋骨の下にじわじわと血が溜まる「慢性硬膜下血腫」によって失語症状が出ているケースも珍しくありません。この病気は外科手術で血腫を除去すれば劇的に回復するため、自己判断による放置は最大の機会損失となります。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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