チョロギとは?虫疑惑の正体とおせちの縁起・プロ直伝の食べ方
チョロギとは?虫疑惑の正体とおせちの縁起・プロ直伝の食べ方の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
おせち料理に入っているチョロギは真っ赤に染まっているため、「激辛なのでは?」「変な苦味があるのでは?」と味の想像がつかない方も多いはずです。しかし、実際のチョロギ自体には強いクセや強い匂いはほとんどありません。
定番の「赤紫蘇漬け(梅酢漬け)」の場合、口に運ぶと「カリッ、シャキッ」とした極めて小気味よい軽快な歯ごたえが広がります。食感の系統としては、らっきょう、レンコン、生のクワイに近く、爽快な酸味と紫蘇の香りが口内をさっぱりとリセットしてくれます。甘辛く炊き上げた黒豆の濃厚な甘さの合間に食べることで、見事な味覚のアクセント(箸休め)として機能するのです。
さらに、チョロギの真のポテンシャルは「生」や「加熱調理」にあります。収穫したての生チョロギを油で素揚げにしたり、天ぷらやバター醤油炒めにしたりすると、あのカリカリ感は一変。ユリ根や加熱した百合根、ジャガイモのような「ホクホク・ねっとり」とした優しい甘みへと劇的に変化します。産地の農家や食通の間では「漬物より加熱したチョロギの方が圧倒的に旨い」と評されるほどです。