那覇の台所が熱い!のうれんプラザ早朝グルメと地元民の歩き方
那覇の台所が熱い!のうれんプラザ早朝グルメと地元民の歩き方に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。
かつて「東洋一の相対(あいたい)市場」と呼ばれた旧農連市場。そこは売り手と買い手が直接顔を突き合わせ、電卓も使わずに値段を交渉する人間味あふれる取引の聖地だった。しかし、建物の老朽化と防災面の課題から、大規模な樋川再開発プロジェクトが始動。惜しまれつつも長年親しまれたバラック群は取り壊され、地上3階建ての現代的な施設「のうれんプラザ」へとバトンを渡した。
移転当初は「昔の情緒が消えてしまうのではないか」と危惧する声も少なくなかった。だが、その不安を払拭したのは現場に立つ商人たちの逞しさだ。那覇市の知念覚市長も地域の景観保全と商業振興の両立を重視する姿勢を示してきたが、まさにこの場所は行政の都市計画と草の根の商人魂が見事に結実した好例といえる。近代的な空調や衛生設備を備えながらも、一歩足を踏み入れれば、あの泥臭くも温かい市場の活気がそのまま息づいていることに気づく。