親指テーピングの巻き方完全図解|腱鞘炎・突き指を1人で固定
親指テーピングの巻き方完全図解|腱鞘炎・突き指を1人で固定の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。
親指のテーピングは、目的によって「伸縮テープ(キネシオロジーテープ)」と「非伸縮テープ(ホワイトテープ)」を明確に使い分けます。ここでは、現場で最も多用される3大パターンの手順をステップ順に解説します。
1. 突き指・関節捻挫:親指テーピング伸びないテープ固定法
スポーツ時の接触やボールの直撃による急性の突き指には、関節のグラつきを完全に遮断する38mmまたは25mmの非伸縮ホワイトテープを使用します。
- 手首にアンカーを巻く:手首の関節部分に、締め付けすぎない強さでテープを1〜2周巻いて土台(アンカー)を作ります。
- 親指の背側からクロスサポート:アンカーの手の甲側からスタートし、親指の付け根(MP関節)の外側を経由して、親指の腹側へとらせん状に通します。
- 8の字(フィギュアエイト)を描く:親指の股を通り、再び手首のアンカーへと戻します。このとき、親指が「軽く曲がった自然なポジション」を保ちながらテープを貼るのがポイントです。
- 反対方向から交差:手のひら側からスタートし、同様に逆向きの8の字を作ってMP関節の上でX字の交差を作ります。
- ロック:最後に手首のアンカーをもう一度上から巻いてテープの端を固定します。
2. 腱鞘炎・ドケルバン病:親指キネシオテープ巻き方
手首から親指にかけてピキッと痛むドケルバン病には、筋肉や腱の滑走を助ける50mm幅のキネシオロジーテープ(伸縮テープ)をY字スリットに加工して使用します。
- 長さを採寸:親指の第一関節から手首を通り、前腕(腕の外側)の真ん中あたりまでの長さにカット(約20〜25cm)。端の角を丸く切ると剥がれにくくなります。
- Y字の切れ目を入れる:テープの上部約5cmを残し、縦に2つに割くようにスリットを入れます。
- 親指を包み込む:Y字に分かれた2本のテープで、親指の第一関節を挟み込むように貼り付けます(ここは引っ張らずに置くように貼る)。
- 手首を傾けてテンションをかける:手首を小指側へ軽く曲げた状態で、テープを約20〜30%程度軽く引き伸ばしながら、手首の親指側を通って前腕に向かって貼り下ろします。
- 皮膚になじませる:手のひら全体でテープを軽くこすり、体温で粘着剤を定着させます。
3. ばね指・付け根の痛み:ばね指テーピング一人で巻く方法
手のひら側の付け根が痛むばね指やCM関節症の場合、親指の過度な反り返り(過伸展)を防ぐことが最優先です。25mm幅の伸縮テープまたは自着性テープを使い、親指の付け根にサポートテープをV字に配置することで、1人でも片手で簡単にテンションを調整できます。