ワード差し込み印刷完全攻略!ズレ・日付エラーを即解決する実践手順

ワード差し込み印刷完全攻略!ズレ・日付エラーを即解決する実践手順の要点や背景を専門的かつ分かりやすくまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

オフィスサプライ各社の調査やITヘルプデスクへのヒアリングによると、差し込み印刷の失敗による資材廃棄で最もコスト的損害を出しているのが、差し込み印刷宛名ラベル作成と差し込み印刷封筒宛名の現場です。高価なシール用紙や専用封筒が数十枚単位でゴミ箱行きになる悲劇はなぜ繰り返されるのでしょうか。

ネット上のオフィス系コミュニティや知恵袋には、切実な現場の声が蓄積されています。

「24面ラベルシールの1ページ目上段は合っているのに、下段に行くにつれて1ミリずつ下にズレていき、最後の列では枠外にはみ出してしまう」
「プレビューでは完璧に見えた長形3号封筒の郵便番号が、印刷した瞬間に枠線の外側に印字されて全滅した」

こうした差し込み印刷レイアウトずれの根底には、Wordの表(テーブル)レイアウト仕様とプリンターの給紙精度のギャップが存在します。解決には3つの絶対防衛ラインを敷く必要があります。

第一に、ラベルシール作成時は、Wordの「差し込み文書」>「差し込み印刷の開始」>「ラベル」から、購入した用紙メーカー(エーワンやヒサゴなど)の型番を正確に選択することです。市販のラベル用紙は数ミリ単位で余白がプリセットされています。

第二に、表のプロパティにおける「自動サイズ調整」の無効化です。Wordは文字数が多いセルを自動で押し広げようとする性質があります。ラベル全体の表を選択し、右クリックの「表のプロパティ」>「オプション」から「文字列をセルに合わせて調整する」をオンにし、「自動的にセルのサイズを変更する」のチェックを外します。これにより、住所が長い受取人がいてもラベルの枠線そのものが歪むのを完全に防げます。

第三に、宛名ラベル特有のルールである「«Next Record»(次のレコード)」フィールドの配置です。1枚の用紙に複数の宛先を並べるラベル印刷では、2つ目以降のセル先頭にこのコードが入っていないと、同じ人物の名前が1シート全枠に重複して印刷されてしまいます。「複数ラベルの更新」ボタンを押すことで、最初のセルのレイアウトが全枠に正確に伝播されます。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest