止水栓が回らない時の解除法と盲点!無理な力で配管破裂を防ぐ全知識
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止水栓の固着を解除する作業に取り掛かる前に、何よりも優先して行わなければならない安全確保が水道メーター元栓の閉め方の把握と実行です。この手順を怠ったまま止水栓に強いトルク(回転力)を加える行為は、安全装置を解除したまま爆弾を解体するような極めて危険な行為に他なりません。
戸建て住宅の場合、屋外の地面(駐車場や玄関アプローチ付近)に埋設された「量水器」または「水道メーター」と書かれた青色や黒色の樹脂製・鉄製フタの中に元栓があります。フタを開けると水道メーターの横に蝶型ハンドルまたはレバー式のバルブが配置されており、これを時計回り(右方向)に回して完全に締め切ることで家屋全体の給水を遮断できます。
マンションやアパートなどの集合住宅では、玄関ドアのすぐ横にあるパイプスペース(PS扉)の内部に設置されています。ガスメーターや給湯器と同室になっていることが多いため、必ず室番号が記されたプレートを確認し、他住戸の元栓を誤って閉めないよう細心の注意を払わなければなりません。元栓を閉めた後は、室内の蛇口を開けて水が出ないことを確認し、配管内に残った水圧(残圧)を完全に抜く作業を必ず実施してください。この「減圧」を行うだけで、内部パーツにかかる圧力が解放され、固着が解けやすくなるという副次的なメリットも得られます。