トリカブト誤食を防ぐ!ヨモギの見分け方と似た毒草の決定打
トリカブト誤食を防ぐ!ヨモギの見分け方と似た毒草の決定打の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。
野原や土手には、トリカブト以外にもヨモギに酷似した植物が複数存在します。春から秋にかけて見かける代表的な植物との違いを整理しておきましょう。
・ムラサキケマン(ケシ科の有毒植物)
早春の道端や林縁に多く見られる植物で、葉の切れ込み方がヨモギの新芽に非常に似ています。全草にプロトピンなどの有毒アルカロイドを含み、誤食すると麻痺や呼吸不全を引き起こします。見分け方は簡単で、葉の裏が白くなく、揉んでもヨモギの香りが一切しない点です。春が進むと赤紫色の筒状花を咲かせます。
・キツネノボタン(キンポウゲ科の有毒植物)
水辺や湿ったあぜ道に自生する有毒植物で、プロトアネモニンという刺激性毒を含みます。触れたり噛んだりすると口腔内や皮膚がただれます。葉の切れ込みが似ていますが、葉裏に白い綿毛はなく、光沢のある黄色い花を咲かせるのが特徴です。
・ブタクサ(キク科の外来種・アレルギー原因植物)
秋の花粉症で知られるブタクサも、初夏から夏にかけてヨモギに似たギザギザの葉を展開します。ブタクサは毒草ではありませんが、強いアレルギー反応を引き起こす恐れがあるため食用には適しません。ブタクサの葉は裏側が白くなく、香りは青臭いだけでヨモギ特有の爽快感はありません。