嵐『ふるさと』歌詞の意味と誕生秘話|小山薫堂が紡いだ名曲の真実

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『ふるさと』が初めて世に出たのは、2010年12月31日に放送された『第61回NHK紅白歌合戦』のステージでした。当時、初めて紅白の白組司会を務めることになった嵐のために用意された特別企画「僕たちのふるさと ニッポン」のテーマソングとして書き下ろされたのが発端です。

企画段階で歌詞の執筆を依頼されたのは、映画『おくりびと』の脚本などで知られる放送作家の小山薫堂氏。作曲には、嵐の代表曲『Love so sweet』や『Step and Go』などを世に送り出してきたyouth case氏が起用されました。当初は番組内の1回限りのスペシャルソングとして制作されたものの、放送直後からNHKやレコード会社に「もう一度聴きたい」「音源化してほしい」という問い合わせが殺到することになります。

転機となったのは、翌2011年3月11日に発生した東日本大震災でした。未曾有の国難に見舞われた同年の『第62回NHK紅白歌合戦』において、櫻井翔が被災地ピアノを用いて伴奏を務め、嵐5人と出場歌手全員で大合唱。傷ついた人々の心に寄り添い、希望の灯をともす楽曲として、単なるテレビ番組の企画曲の枠を大きく越えた「国民的アンセム」へと昇華していきました。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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