児童手当の第3子6万円はいつから?支給月や大学生カウントの罠を解説

児童手当の第3子6万円はいつから?支給月や大学生カウントの罠を解説の真相について、最新情報を基に徹底解説します。

多子世帯の保護者が最も警戒しなければならないのが、通称「多子のカウント基準」をめぐる制度的な落とし穴です。ネット上では「子どもが3人いれば、末っ子は高校卒業までずっと月3万円(2ヶ月で6万円)もらえる」と思い込んでいるケースが散見されますが、これは明確な誤りです。

児童手当における「第何子」という数え方は、受給者が生活の面倒を見ている子どもの総数に基づきます。現行法における第3子カウント方法大学生の要件は、「22歳に達する日以後の最初の3月31日まで(大学生年代)」にある子を親が経済的に援助している場合に限り、第1子として数えることができる仕組みです。

ここで多くの世帯が直面するのが、支給額の「崖(急激な減少)」です。例えば、21歳の大学4年生、17歳の高校生、14歳の中学生という3人きょうだいの構成を想定してみます。

この場合、親が21歳の長男を経済的に扶養(監護相当)していれば、長男=第1子、高校生=第2子、中学生=第3子とカウントされます。中学生の次女には「第3子加算」が適用され、偶数月ごとに6万円が支給されます。しかし長男が大学を卒業して就職し、22歳を迎えた年度の3月末を過ぎると、長男はカウント対象から完全に除外されます。

長男が抜けた瞬間、高校生が「第1子」、中学生が「第2子」へとスライドします。その結果、これまで第3子として月3万円を受け取っていた中学生の支給額は、一瞬にして月額1万円(2ヶ月で2万円)へと3分の1に激減します。高校生が卒業しても同様のカウント再編が起こり、多子世帯向けの増額恩恵は想像以上に短期間で消滅することが少なくありません。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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