ホンマでっかワキガ治療の真実!専門家が明かす自力改善と最新医療
ホンマでっかワキガ治療の真実!専門家が明かす自力改善と最新医療に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。
体臭の悩みを抱える人のなかには、自分が医学的な腋臭症(ワキガ)に該当するのか、単なる汗のニオイなのかを正確に把握できていないケースが多々見られます。適切なアプローチを選択する第一歩として、医療機関でも問診に用いられる客観的なワキガ セルフチェック 診断基準を知ることが欠かせません。
人間には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」という2種類の汗腺が存在します。前者は全身に分布し、体温調節のために水分主体のサラサラした汗を出します。後者は脇の下、陰部、乳輪、耳小骨周辺など特定の部位に集中し、タンパク質、脂質、糖質を含んだ白濁した粘り気のある汗を分泌します。このアポクリン汗腺の数や活性度は遺伝によって決定づけられており、後天的に腺の数が増えることはありません。
以下の項目に当てはまる数が多いほど、アポクリン汗腺の活動が活発である可能性が高いと判断されます。
- 耳垢の状態:綿棒で耳掃除をした際、カサカサに乾燥しておらず、キャラメル状や水あめ状に湿っている(遺伝子ABCC11の型により、湿性耳垢の人の約8割以上がアポクリン汗腺の発達した体質と合致します)。
- 衣服の黄ばみ:白いシャツやインナーの脇部分に、洗濯しても落ちにくい黄色〜茶褐色のシミができる(アポクリン汗腺から分泌される色素成分「リポフスチン」が原因)。
- 血縁者の体質:両親のどちらか、あるいは両親ともにワキガ体質である(優性遺伝のため、片親が該当する場合は約50%、両親ともに該当する場合は約80%の確率で遺伝します)。
- 脇毛の性状:毛の量が密集しており、1つの毛穴から複数の太い毛が生えている、あるいは毛に白い粉状の結晶(分泌物が固まったもの)が付着する。
「汗をかかなければ臭わないのか?」という疑問に対しては、半分正しく、半分は誤りです。アポクリン汗腺の分泌物自体が少なくても、エクリン汗腺から出る大量の水分がニオイ成分を周囲に蒸発・拡散させるブースターの役目を果たしてしまうため、多汗症を併発している場合はニオイの拡散力が格段に増大します。