なぜ今世界中で爆売れ?キモかわいいキャラクターに中毒者が続出する真相

なぜ今世界中で爆売れ?キモかわいいキャラクターに中毒者が続出する真相とは一体何なのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

このジャンルが児童書から玩具業界へと爆発的に広がった決定的な転換点が、作者のなばたとしたか氏が描く絵本シリーズ『こびとづかん』の登場だった。自然界のいたるところに潜むとされる「こびと」たちの生態を、あまりにもリアルで気味の悪い質感とともに描き出した作風は、子どもたちに強烈なトラウマと好奇心を同時に植え付けた。

昆虫図鑑のような精密な描写と、おじさんのような顔立ちをした奇妙な生体。この強烈なビジュアルプレゼンスは、大手玩具メーカーの株式会社タカラトミーなどを通じたフィギュアやカプセルトイ、ゲーム化といった大規模な商品化へと結実する。「気持ち悪いけれど目が離せない」という体験を全国のファミリー層に定着させ、ライセンスビジネスにおける新たな市場を力強く開拓したのだった。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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