プロ直伝のニットの洗い方!縮む理由の解明と失敗しない最新ケア術

プロ直伝のニットの洗い方!縮む理由の解明と失敗しない最新ケア術の最新情報をお届けします。役立つ情報が詰まっています。

失敗を防ぐための現場オペレーションを具体的に整理します。ニットの風合いを新品同様にキープするには、手洗い・洗濯機それぞれの「動かさない工夫」が鍵となります。

もっとも安心感の高いセーター手洗い手順は以下の5ステップです。

  1. 採寸とたたみ:洗う前の着丈と身幅を記憶(またはメジャーで計測)し、皮脂がつきやすい首回りや袖口が外側になるよう丁寧にたたむ。
  2. 洗浄液の作成:洗面器に30℃以下のぬるま湯を張り、おしゃれ着洗剤を規定量溶かしてしっかりと泡立てる。
  3. 押し洗い(20〜30回):ニットを浸し、上から手のひらで優しく押して沈め、浮き上がらせる動作をリズミカルに繰り返す。もみ洗いや擦り洗いはウロコを噛み合わせるため厳禁。
  4. すすぎ:水を替えながら2〜3回、泡が消えるまで優しく押しすすぎを行う。柔軟剤を使う場合は最後のすすぎ水に混ぜ、約3分間浸す。
  5. 脱水:手で雑巾のように絞るのはご法度。後述の洗濯機による超短時間脱水を行う。

時短を重視して洗濯機を使う場合は、機種ごとのニット洗濯機コース(「手洗いコース」「おうちクリーニング」「ドライコース」など)を正しくセレクトします。ポイントは、水流の弱さだけでなく「洗濯ネットのサイズ感」です。大きなネットに小さなセーターを入れると、ネット内で暴れて激しい摩擦が生じ、あっという間に毛玉だらけになります。「1着につき1枚、たたんだサイズにぴったり収まるジャストサイズのネット」を使用してください。

そして最大の鬼門となるのが脱水工程です。全自動コースのデフォルト脱水(5〜8分)をそのまま走らせると、遠心力によって繊維が引きちぎられるような負荷がかかり、深いシワや型崩れの原因になります。必ず手動設定でニット脱水時間を「30秒〜最長1分」に制限してください。水滴がポタポタ垂れない程度で止め、水分をある程度含んだ状態で引き上げるのがプロの技術です。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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