睡眠時無呼吸症候群セルフチェック|朝のだるさ・いびきに潜む重病リスク

睡眠時無呼吸症候群セルフチェック|朝のだるさ・いびきに潜む重病リスクの全体像を詳しく解説してご紹介します。

睡眠時無呼吸症候群が恐ろしいのは、睡眠中の呼吸停止そのものを本人が自覚できない点にあります。まずは自身の日常生活や起床時のコンディションから、疾患の兆候がないかを客観的に確認することが第一歩です。

医療現場の初診問診でも頻繁に採用されているSASセルフチェックシートの評価項目を、以下の2つのアプローチで確認してください。

1. 身体症状・生活習慣リスクチェック

以下の項目のうち、3つ以上該当する場合は睡眠時無呼吸症候群の疑いがあり、5つ以上該当する場合は中等度以上のリスクが強く疑われます。

  • 家族や同居人から「いびきがうるさい」「寝ているときに息が止まっている」と指摘されたことがある
  • 7〜8時間しっかり眠ったはずなのに、朝起きた瞬間に強い疲労感や倦怠感(だるさ)がある
  • 起きたときに口や喉がカラカラに渇いている、あるいは頭が重い・鈍い頭痛がする
  • 夜間に尿意で2回以上目が覚めてトイレに立つ
  • 会議中、映画館、運転中の信号待ちなど、集中すべき場面で耐え難い眠気に襲われる
  • 首回りが太くなった、あるいは若い頃に比べて体重が10kg以上増加した
  • 顎(あご)が比較的小さい、または下顎が後ろに引けていると自覚している
  • 血圧が高く、降圧薬を服用してもなかなか数値が下がらない

2. エプワース眠気尺度(ESS: Epworth Sleepiness Scale)による眠気判定

世界中の睡眠外来で標準的な問診票として導入されているエプワース眠気尺度(ESS)判定は、日常生活の特定の状況において「どのくらいうとうとしてしまうか」を0点から3点で自己評価するテストです。

  • 0点:決してうとうとしない
  • 1点:ごくまれに(少し)うとうとする
  • 2点:ときどき(半分くらい)うとうとする
  • 3点:高い頻度で(ほとんど)うとうとする

【質問項目(計8場面)】

  1. 座って手紙や書類などを読んでいるとき
  2. テレビを見ているとき
  3. 劇場や映画館、会議などで人の話を座って聞いているとき
  4. 乗客として車に1時間続けて乗っているとき
  5. 午後、横になって休息をとっているとき
  6. 座って人と話をしているとき
  7. 昼食後(飲酒なし)、静かに座っているとき
  8. 自分で車を運転中、信号待ちなどで数分間止まっているとき

8項目の合計点数を算出した際、合計11点以上となった場合は「病的な日中の強い眠気」が存在すると判定されます。日中の強い眠気の理由として、夜間に脳が深睡眠へ到達できていない可能性が極めて高く、速やかな専門医への相談が推奨される明確な危険基準です。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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