「純金」刻印でも偽物?プロが暴く巧妙手口と騙されない真贋判定術
「純金」刻印でも偽物?プロが暴く巧妙手口と騙されない真贋判定術の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
なぜ「純金」「K24」「999.9」といった明確な表記があるにもかかわらず、中身が偽物という事態が起きるのでしょうか。その最大の理由は、「日本の法律上、貴金属への刻印打刻は製造者・販売者の自己申告制であり、公的な強制義務が存在しない」という盲点にあります。悪意を持った業者が真鍮や銅の塊に「純金」とレーザー刻印を打ち込んでも、即座に法的な水際阻止が働くわけではありません。
特に近頃問題視されているのが、K24刻印の偽物特徴における「フォントの巧妙化」と「造幣局ホールマーク偽物」の出現です。公的機関である独立行政法人造幣局が貴金属の品位を証明する「日の丸に数字」のホールマークすら、精密なマイクロレーザー彫刻機によって肉眼レベルでは判別不能なほど精密にコピーされています。
さらに見過ごせないのが、金メッキGPとGFの違いを悪用した偽装工作です。GP(Gold Plated=金メッキ)やGF(Gold Filled=金張り)といった刻印をあえて削り落としたり、金具部分のみに微小な本物のK18パーツを使い、メインの本体には極厚の金メッキを施した卑金属を繋ぎ合わせる「ハイブリッド型フェイク」が流通しています。刻印の有無だけで真贋を判断することは、現在では極めて危険な行為です。