錠剤が喉に引っかかる原因と対処法|食道潰瘍の危険と違和感の正体
錠剤が喉に引っかかる原因と対処法|食道潰瘍の危険と違和感の正体にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。
「今まさに喉や胸に薬がつかえている」と感じた場合、パニックにならず次のステップを順番に実行してください。
ステップ1:姿勢を整え、体幹を直立させる
横になっている場合は直ちに上半身を起こし、背筋をまっすぐに伸ばして椅子に座ります。背中が丸まっていると食道が屈曲し、薬が流れにくくなります。
ステップ2:常温の水またはぬるま湯を少しずつ流し込む
冷たい氷水は食道平滑筋を急激に収縮させて痙攣を誘発するため避け、35〜40度程度のぬるま湯を用意します。一気にがぶ飲みするのではなく、一口(約30ml)ずつ口に含み、喉を開くイメージでゆっくりと嚥下を繰り返します。これをコップ1杯分(約150〜200ml)行います。
ステップ3:軽く顎を引き、嚥下反射を促す
喉の奥を広げようとして頭を後ろに反らす人が多く見受けられますが、これは解剖学的に誤りです。首を後ろに倒すと気道が開いて誤嚥しやすくなり、食道入口部はかえって狭まります。「軽くあごを胸に引き寄せる姿勢」をとることで、食道への通路がスムーズに開き、自然な蠕動運動によって押し流されやすくなります。