新中野「麺屋はし本」徹底取材!百名店を魅了する豚骨魚介の深淵
新中野「麺屋はし本」徹底取材!百名店を魅了する豚骨魚介の深淵を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。
券売機の前で多くの初訪問客が頭を悩ませるのが、麺屋はし本のメニュー構成です。基本軸は明確で、出汁の旨味をダイレクトに味わう「らー麺」と、特有のタレと麺のコシを堪能する「つけ麺」の二大巨頭。これらに味玉や特製トッピングが加わります。
スープは、いわゆる2000年代に席巻した「ドロドロ濃厚豚骨魚介」とは一線を画します。粘度でごまかすのではなく、動物系の骨粉感のないまろやかなコクに、力強い魚介の香気と酸味が絶妙なバランスで拮抗。濃厚でありながら重たさを感じさせず、最後の一滴までレンゲが止まらなくなる構造美を持っています。このスープに合わされるのが、三河屋製麺特注の中太ストレート麺。つるりとした滑らかな麺肌と、噛み締めたときに押し戻すような弾力が、力強いスープをしっかりと受け止めます。
そして、訪れる者の多くが感嘆の声を漏らすのが、肉塊とも呼ぶべき自家製チャーシューの仕上がりです。大判で分厚く切り出された肩ロース肉は、タレの染み込み加減、赤身のしっとり感、脂身のとろけるような甘みが完璧な調和を保っています。提供直前に施される丁寧な温度管理により、スープの熱を奪うことなく、肉の旨味がスープへと溶け出します。肉好きであれば、迷わず「チャーシュー増し」あるいは「特製」を選択するのが正解と言えます。