ロストフの14秒の真相とは?日本代表の悲劇と今に続く進化の教訓

ロストフの14秒の真相とは?日本代表の悲劇と今に続く進化の教訓について詳しく解説いたします。詳細な分析をチェックしてください。

この歴史的敗戦の裏側を徹底追及したのが、2018年12月に放送された『ロストフの14秒 NHKスペシャル』、および同取材班がまとめた単行本『ロストフの14秒 日本vsベルギー 知られざる真実』でした。番組では日本とベルギーの出場選手や監督ら総勢数十名に個別取材を行い、1秒ごとの判断と心理を詳細に紐解いています。

キャプテンを務めた長谷部誠は、ピッチ中央でカウンターを防ごうとした瞬間を振り返り、「デ・ブライネに対してファウルをしてでも止めるべきだったのか、あるいは味方の帰陣を信じてディレイ(遅延)すべきだったのか」という葛藤を吐露しています。実際には、警告を受ける覚悟でユニフォームを引っ張る距離にすら入れないほど、デ・ブライネの初速と加速力は異次元でした。

また、CBとしてゴール前を守っていた昌子源や吉田麻也の証言からは、ルカクの「触らない判断」に対する驚異が語られています。ムニエのクロスに対し、昌子がルカクのマークに全神経を集中させた瞬間、ルカクは背後から走り込むシャドリを認知し、ボールをスルー。フィジカルの怪物であるルカクが放った「触らないという天才的判断」によって、日本の守備陣は完全に無力化されました。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest