Jr久留里線の廃止方針はなぜ?赤字収支とバス転換の行方を追う

Jr久留里線の廃止方針はなぜ?赤字収支とバス転換の行方を追うとはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

現場取材や地域住民へのヒアリング、SNS・掲示板等に寄せられた生の声からは、外から見る「情緒的な廃線反対論」とは異なる、切実かつ複雑な地域住民の本音が浮かび上がってきます。

上総亀山駅周辺で暮らす高齢住民の女性は、次のように語ります。
「亀山駅まで家から歩くのに20分以上かかる。電車は1日に数本しか来ないし、木更津の病院に行くにしても時間が合わない。結局、子供に車で送ってもらうか、予約制のデマンドタクシーを使うのが一番早い。電車がなくなると寂しいけれど、普段の暮らしではほとんど乗っていないのが正直なところです」

一方で、観光関連事業者や鉄道ファンからは異なる視点の声も聞かれます。
「亀山湖の紅葉シーズンやハイキング客にとって、久留里線は大事な旅情のアイテム。鉄道が消えることで観光地としての知名度低下が心配」という懸念がある一方、ネット上の交通愛好家コミュニティでは「1日50人程度の乗客で大型気動車を動かすのは持続不可能」「バスにして病院や高校、商業施設の玄関前まで直通させたほうが住民のためになる」という極めて現実的な意見が大半を占めています。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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