イモリ・ヤモリ・トカゲの違いとは?一瞬で見分ける特徴と覚え方
イモリ・ヤモリ・トカゲの違いとは?一瞬で見分ける特徴と覚え方とはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
野外や住宅街で遭遇した際、専門的な知識がなくても一目で識別できる決定的なチェックポイントは「皮膚の質感」「指先と足の裏」「お腹の色」「発見した場所」の4点です。この4項目を押さえるだけで、目の前の個体がどれに該当するかが明確になります。
まず、手にとったとき(あるいは至近距離で見たとき)に皮膚がしっとりと湿っており、お腹側が鮮やかな赤色や朱色に黒い斑点模様を描いていれば、それはアカハライモリです。イモリの皮膚にはウロコがなく、常に乾燥を嫌います。
一方、民家の白壁や窓ガラスに垂直に張り付き、ペタペタと歩いている白っぽい個体はニホンヤモリです。指の裏に微細な毛が密集した「指下板(しかばん)」という特殊な構造を持ち、ガラス面でも滑らずに吸着して活動します。
そして、日中の日当たりの良い庭石や草むらで日光浴をしており、ツルツルとした強い光沢のあるウロコで覆われ、素早く地面を走るのがニホントカゲです。幼体時は尾が鮮やかなメタリックブルーに輝いており、成体になると茶褐色へと変化します。