キャットエンペラータイムの元ネタと猫が夜中に暴れる理由・対処法
キャットエンペラータイムの元ネタと猫が夜中に暴れる理由・対処法の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。
ネット上では「元気な証拠だから完全に放置して見守ればよい」という言説が散見されますが、臨床現場の獣医師はここに一定の注意を促しています。すべての大暴れが無邪気な遊びや本能の発露とは限らないからです。
注意すべき典型例が、「 feline hyperesthesia syndrome(猫の知覚過敏症候群)」や、高齢猫に見られる「甲状腺機能亢進症」です。単なるズーミーズであれば数分から15分程度でケロッと落ち着き、毛づくろいを始めたり眠りについたりします。しかし、以下のような兆候が伴う場合は病的なストレスや神経疾患の可能性があります。
・背中の皮膚が波打つように痙攣(けいれん)している
・自分の尻尾や脇腹を威嚇し、血が出るほど激しく噛みむしる
・瞳孔が開いたまま大声で鳴き叫び続け、何かに怯えるように逃げ回る
・7歳以上のシニア期に入ってから急に夜間の大暴れや夜鳴きが始まった
これらは「エンペラータイムだから可愛い」で見過ごしてはならないサインです。日頃のダッシュが健康なエネルギー発散なのか、それとも身体の異変からくるパニックなのかを冷静に見極める観察眼が求められます。