マーガレット・サッチャーの生涯と功罪|鉄の女の真実と名言
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1970年代後半のイギリスは、強力すぎる労働組合のストライキ、非効率な国営企業、高福祉・高負担による財政赤字が重なり、「英国病」と呼ばれる深刻な経済停滞に陥っていました。サッチャーはこれらを打破するため、新自由主義に基づく徹底した構造改革「サッチャリズム」を断行しました。
政策の柱となったのは、マネタリズム(通貨供給量管理)によるインフレ抑制、大幅な規制緩和、そして大規模な国営企業民営化です。ブリティッシュ・テレコム(通信)、ブリティッシュ・ガス、ブリティッシュ・エアウェイズ(航空)、水道事業などを次々と株式公開し、国民に株主となることを奨励。さらにロンドン金融市場の抜本的規制緩和(金融ビッグバン)を実行し、シティ・オブ・ロンドンを世界トップクラスの国際金融センターへと再生させました。