大相撲カド番の意味とは?大関陥落の条件と特例復帰ルール徹底解説
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相撲ファンのみならず一般にも定着している「角番(カド番)」という言葉ですが、もともとは相撲発祥の用語ではありません。そのルーツは日本の伝統棋戦である「将棋」にあります。
将棋のタイトル戦(名人戦や竜王戦などの七番勝負)において、先に3敗を喫して「あと1敗すればタイトル防衛や奪取に失敗する」という追い詰められた対局を「カド番」と呼びます。語源には諸説あり、盤面の角(スミ)に追い詰められた状態を指す説や、勝負の「門口(かどぐち)」に立たされているという意味から転じたとされています。
大相撲でこの言葉が定着したのは、昭和44年(1969年)7月場所に日本相撲協会が大関の昇降格規定を改定したことがきっかけです。それ以前は「大関は3場所連続負け越しで転落」というルールでしたが、大関の権威保持と土俵の緊張感を高める目的で「2場所連続負け越しで転落」へと厳格化されました。この改定に伴い、スポーツ紙やメディアが将棋の「カド番」になぞらえて「大関の角番」と呼び始め、公式・非公式を問わず定着していきました。