集合体恐怖症アピールはなぜうざい?自称心理と嫌われる理由を徹底解明

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そもそも、小さな円や斑点などの集合体に対して不快感を覚えること自体は、異常な現象ではありません。心理学者のジェフ・コール(Geoff Cole)氏やアーノルド・ウィルキンス(Arnold Wilkins)氏らの研究によると、蓮画像とトライポフォビアに関する心理学的な実験において、有毒生物(ヒョウモンダコや毒蛇など)や伝染病の皮膚病変が持つ幾何学的パターンに対する「進化的な防衛反応」として、人間は本能的に集合体へ嫌悪感を抱くようプログラムされていることが示されています。

つまり、蓮の実の穴や細かな気泡を見て「気持ち悪い」「ゾワッとする」と感じるのは、人類共通の極めて正常な生理反応です。ここで決定的に重要なのが、本物のトライポフォビアとの違いを理解することです。

医学的な見地における「恐怖症(Phobia)」は、単なる気味悪さ(Disgust)とは一線を画します。本物の患者は、対象を目にした際に激しいパニック発作、過呼吸、嘔吐、血圧の急変、冷や汗などの重篤な自律神経症状を引き起こし、日常生活や社会生活に深刻な支障をきたします。

ネット上で見られる集合体恐怖症の嘘の見分け方は明快です。「自ら進んで恐怖の対象について言及し続けるか」「単に『気持ち悪い』と言いたいだけか、身体的なパニックを起こしているか」という点に着目すれば、それが本物の苦痛なのか、単なる構ってアピールなのかは容易に判別できます。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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