17坪の土地に家を建てるのは無理?3Ldk・駐車場付き間取りと費用を徹底解説
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17坪という広さは、平米換算で約56.2平米(畳数で約34畳分)に相当します。一般的なテニスコートの4分の1程度、あるいは中型乗用車を4〜5台並べた程度の広さです。この土地に建てる住まいは、いわゆる「狭小住宅」のカテゴリに属します。
結論から申し上げると、17坪の土地に家を建てることは完全に可能であり、都心部の準防火地域などでは非常に標準的な住宅建築の規模となっています。ただし、敷地全体に家を建てられるわけではなく、都市計画法や建築基準法に基づく各種の建築制限を正確に把握しなければなりません。
建ぺい率と容積率が決定づける「建物の限界サイズ」
家を建てる際に最も基礎となるのが、用途地域ごとに定められた建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)と容積率(敷地面積に対する延床面積の割合)です。
- 建ぺい率60%・容積率150%の場合:ワンフロアの建築面積は最大約10.2坪(約33.7平米)、建物の総延床面積は最大約25.5坪(約84.3平米)。
- 建ぺい率60%・容積率200%の場合:建築面積は最大約10.2坪、総延床面積は最大約34.0坪(約112.4平米)。
- 角地緩和や防火地域による緩和:角地や防火地域の条件を満たせば建ぺい率が10〜20%加算され、さらに広い建築面積を確保できるケースがあります。
このように、容積率が150〜200%確保できる地域であれば、延床面積として25〜30坪前後の広さを確保できます。これは一般的な3〜4人家族が快適に暮らすのに十分な居住面積です。
「2階建て」と「3階建て」の決定的な違い
17坪の敷地で選択を迫られるのが、「2階建て」にするか「3階建て」にするかという問題です。
17坪の2階建て間取りを選択した場合、延床面積は最大でも18〜20坪程度にとどまります。この広さでは、1階にLDK(約12〜14帖)と水回り、2階に個室2部屋を配置する「2LDK」が現実的な上限となります。シニア世代の終の棲家やDINKS世帯には適していますが、子ども2人の4人家族が個室を確保するのは難しくなります。
一方、17坪の土地に3階建てを建てた場合、延床面積は25〜30坪程度まで拡張できます。1階にガレージや水回り・主寝室、2階にワンフロアの広々としたLDK、3階に子ども部屋2室を配置する「3LDK+ビルトインガレージ」が成立し、都市型ファミリーの理想的な生活拠点が完成します。