「ハンサム」は何語?意外な語源とイケメンとの違いを徹底解剖
「ハンサム」は何語?意外な語源とイケメンとの違いを徹底解剖の疑問点について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。
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日本において「ハンサム」という言葉が浸透し始めたのは、文明開化が進む明治時代末期から大正時代にかけてです。西洋文化が急速に流入する中、洋服をスタイリッシュに着こなす知識人やモダンボーイ(モボ)を指すハイカラな表現として、都市部を中心に使われ始めました。
言葉の普及を決定づけたのは、昭和中期の映画黄金期です。当時の大手映画会社が製作するアクション映画や青春映画において、石原裕次郎氏、三船敏郎氏、加山雄三氏といった大スターたちが「ハンサムボーイ」「稀代のハンサム俳優」と称賛され、大衆文化のど真ん中で不動の地位を築きました。
しかし、1990年代末から2000年代初頭にかけて言語勢力図に大きな地殻変動が起きます。女性ファッション誌『egg』などを発祥とする「イケメン」という新語が爆発的に流行し、メディアの主役を奪う形となりました。この世代交代の波によって、一時期は「ハンサム=昭和の古い言い回し」というステレオタイプが形成されるに至ったのです。