防犯のプロが暴く巧妙な手口!店内カメラの影に潜む最新攻防戦
防犯のプロが暴く巧妙な手口!店内カメラの影に潜む最新攻防戦の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。
今回、当編集部は長年にわたり売り場を監視し続けてきたベテランのプロ防犯員に独占取材を行った。明かされたのは、一般の買い物客には思いもよらない巧妙な犯行の数々だ。
「最近特に増えているのが、セルフレジの盲点を巧妙に突く手法です」と取材に応じた保安員は語る。バーコードのスキャン動作だけを真似て商品を袋に滑り込ませる「空スキャン」や、あらかじめ手元に持っていた低額商品のバーコードシールを高額商品へ一瞬で貼り替える手口が多発しているという。さらに、電波遮断加工を施した特殊バッグを持ち込み、店の防犯ゲートを無効化して高価格帯の化粧品や医薬品を大量に持ち去るプロの窃盗犯も後を絶たない。
現場での摘発の裏側も実に過酷だ。声をかけるタイミングは「未会計のまま商品を持って店舗の外へ踏み出した瞬間」あるいは「完全にレジ通過ラインを超えた瞬間」に限定される。万が一の冤罪を防ぐため、保安員は対象者が商品を手にとった瞬間から隠匿、そして会計を行わずに退出するまでの一連の行動を、一瞬たりとも視線から外すことなく追跡し続けなければならない。売り場の陰で繰り広げられるのは、まさに息をのむ神経戦だ。