爪が反る原因は病気のサイン?スプーン爪の真相と治し方を徹底解説

爪が反る原因は病気のサイン?スプーン爪の真相と治し方を徹底解説について重要なポイントを解説いたします。最新の情報をご覧ください。

爪の反りに気づいた場合、「何科にかかるべきか」という受診先の選定は回復スピードを大きく左右します。判断基準としては、まず第一選択として「皮膚科」への受診が適しています。

皮膚科専門医はダーモスコピー(特殊な拡大鏡)などを用いて、爪甲そのものの性状、爪水虫(爪白癬)や乾癬といった皮膚疾患の有無、爪母への物理的圧迫の有無を的確に鑑別します。外用薬による爪床の保護や、爪の適切な切り方の指導といった局所的治療は皮膚科の専門領域です。

一方で、診察の結果として両手足の複数指に対称的な匙状爪が認められ、全身性疾患が疑われる場合は、内科(一般内科・血液内科・内分泌内科)への紹介が行われます。内科では血液検査を実施し、以下の項目を重点的に測定します。

  • 貧血関連指標:ヘモグロビン(Hb)、血清鉄(Fe)、総鉄結合能(TIBC)、血清フェリチン
  • 甲状腺関連指標:甲状腺刺激ホルモン(TSH)、遊離トリヨードサイロニン(FT3)、遊離サイロキシン(FT4)
  • 代謝・栄養指標:血清アルブミン、血清亜鉛、肝機能酵素(AST/ALT)

原因が鉄欠乏であれば経口鉄剤の処方が行われ、数ヶ月の継続服用によって体内鉄貯蔵を充填していきます。皮膚科による外側の保護と、内科による内側からの栄養・代謝是正という連携が、確実な治療の王道です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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