ブームの陰に潜む危機 安全に「ととのう」ための命を守る入浴法
ブームの陰に潜む危機 安全に「ととのう」ための命を守る入浴法を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。
サウナの真の醍醐味である「ととのう」という感覚は、自律神経が交感神経優位から副交感神経優位へと切り替わる過渡期に生じる。しかし、無理なガマンや過度な寒暖差は「ととのい」ではなく単なる「脳の低酸素状態」や「ショック症状」である場合が多い。命を守りながら安全に快楽を得るには、手順と鉄則を徹底しなければならない。
まず、入浴前の十分な水分補給が絶対条件だ。発汗によって血液が濃縮されると血栓が形成されやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが跳ね上がる。サウナ室に入る前には必ず湯船で身体を温め、急激な血管の収縮を防ぐプレウォーミングを行う。水風呂に入る際も、いきなり全身を沈めるのではなく、末梢である足元から順に冷水をかけ、徐々に心臓を冷やす配慮が欠かせない。身体の発する微細なSOS信号を見逃さないことこそが、最大の防犯対策である。