なぜ苗木誠の「それは違うよ!」は伝説の名言になったのか?徹底解剖
なぜ苗木誠の「それは違うよ!」は伝説の名言になったのか?徹底解剖とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
苗木誠の「それは違うよ!」というフレーズの元ネタは、2010年にスパイク(現スパイク・チュンソフト)から発売されたPSP用ソフト『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』の中核システムにあります。閉鎖空間「私立希望ヶ峰学園」で巻き起こるコロシアイの犯人を暴くため、生徒全員で激論を交わす「学級裁判」のクライマックスでこの台詞は炸裂します。
従来のテキストアドベンチャーゲームでは、証拠品を選択して提示する静的な謎解きが主流でした。しかし本作は、リアルタイムで画面上を流れる生徒たちの証言の矛盾に対し、捜査で集めた証拠である「言霊(コトダマ)」を文字通り弾丸のように照準を合わせて撃ち込む学級裁判の論破アクションを確立しました。
相手のウィークポイント(黄色の文字で表示される発言の矛盾)に言霊を命中させた瞬間、カットインとともに苗木誠が「それは違うよ!」と叫び、画面全体がガラスのように粉砕される演出が入ります。このダンガンロンパの言霊を用いたノンストップ議論における圧倒的な爽快感とカタルシスが、プレイヤーの脳裏にこの台詞を強烈に刷り込む決定打となりました。