巧妙化する闇の勢力:反社会勢力の定義と企業が講じるべき防衛策
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暴力団対策法や全国自治体の暴力団排除条例(暴排条例)が定着した結果、従来の「代紋」を掲げた看板営業は激減した。しかし、それは闇が消え去ったことを意味しない。むしろ地下へ潜り、資金獲得活動は格段に高度化している。
現在台頭しているのが、一般企業と区別がつかないフロント企業(企業舎弟)や、SNSを通じて実行役を募る特殊詐欺グループ、いわゆる匿名・流動型犯罪組織である。ITサービス会社、不動産投資法人、コンサルティングファームなどの看板を掲げ、合法的なビジネスのスキームを悪用して資金洗浄(マネーロンダリング)を繰り返す。取引先として接触してきた段階では、バックに闇の資本が存在することを見抜くのが非常に困難な構造になっている。